災害時の要援護者支援を考える!

介護の仕事に従事している私の知り合いの方が、
越谷市における災害時における要援護者支援の取組を知りたいということで、
協働安全部長に一緒に話を聞きにいきました。
知り合いの方が、主に知りたかったのは、越谷市が94の福祉施設と締結している
『緊急時における施設等に提供協力に関する協定書』についてです。
簡単に説明すると、「害時又は災害発生の恐れのある場合に、
高齢者・身体障害者のうち介護を必要とする
災害時要援護者に対し、
施設等の提供協
力をしてもらう」ということです。
ある意味わかっていますが、やはり協定は締結していても、実際に機能するのか?という
ところは非常に難しいところです。
福祉施設の事業者も当然、必要最小限の人員で業務を行っていると思うので、
実際に受け入
れる余力はどれだけあるのか?
そして同然従業員の方も有事においてどれだけ稼働できるのか?
などなど・・・
また意見交換時には、
一般避難所では、要支援者を受けて入れてもらえない可能性も考えられることなど、
現場を知っているからこその意見も聞くことができました。
そして、介護資格者を組織化し消防団と似たような存在にできないか?もしくは介護資格者などを
消防団員に数名組みいれ、有事に避難所等で、要援護者の面倒を見てくれ先の振り分け業務
に従事してもらうことができないか?などいろいろなアイデアもお聞きすることができました。
超高齢社会において、このようなことも本気で考える時代です。
先ずはご近所や地域での関係を密にし、このような問題に
取り組むのが王道だと思いますが、
いろいろなアイデアも検討していきたいと思います。

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