行政調査(茅ヶ崎、掛川)

7月26日~27日にかけて行政調査に行ってきました。
その内容を報告します。
初の行政調査でしたが、この度は『環境』をキーワードとして2つの市を訪問しました。
ちなみに、この行政調査というものは下記3回(人によって参加回数は違う)があります。
①会派(私は民主党・ネット・無所属の会)で年1回・・・この度の行政調査
②常任委員会(私は教育・環境経済常任委員)で年1回・・10月あたり予定
③議会運営委員会(私は現在、議運の担当ではないため参加はなし)で年1回
■茅ヶ崎市(神奈川県)
『市民立太陽光発電所について』
これは簡単に説明すると
①市民からの寄付と東電からの助成金で太陽光パネルを公共施設に設置する。
②余剰電気の売り上げを基金に積み立てる
③お金がたまったら新しい太陽光パネルを設置する。
上記①~③を循環させるということです。
これを市民団体とNPOと市が協同で実施しているという取り組みです。
まだまだ金銭的には課題があるそうですが、
自然エネルギーを利用した素晴らしい取り組みですよね!
http://www.i-shimin.net/ren/2010/sikumi11.3.pdf

市民団体の方からお話を聞いているところです。

屋根にみえるのが設置した太陽光パネルです。
■掛川市(静岡県)
『地球温暖化防止の取り組みについて』
掛川市は『環境日本一』をスローガンにあげて市全体でエコに取り組んでいる自治体です。
ごみの削減、太陽光パネル設置件数増加、レジ袋削減など多くの分野に力を入れています。
太陽光の補助金は越谷より低いのに、設置数は越谷より多い状況です。
市民の意識が、きっとそういう行動につながっているのでしょう!
また掛川市では、市と企業と市民が協働するということに力をいれています。
かけがわSTOP温暖化パートナーシップ協定というものを作り、地元企業と協定を結びながら
エコを進めています。だいたいの自治体は『認定』というくくりで終わってしまうのに
『協定』まで進めているところが、一味違います!
http://lgportal.city.kakegawa.shizuoka.jp/sizen/ondan/index.html

上の写真二枚は掛川市役所です。斬新的なつくりですね!

これは掛川城です。帰るまえにバスで前を通ってもらいました。
個人旅行であれば、正直中に入ってみたかったです・・・・
学んだこと
環境という取り組みについては下記でしょうか?
  ・市長(行政/自治体含む)の協力なリーダシップが必要である
  ・市民の積極的な参加が必要である
  ・こういう取り組みが増えると脱原発が見えてくる
残念ながら、この度の行政調査では議員がどのように環境への取り組みに
かかわっているかはわかりませんでしたが、積極的に議員が動いていることは
間違いありません。私も一生懸命勉強したいと思います。
また行政調査の良いところは、越谷市と他の市を比較することによって
越谷の進んでいるところ、不足しているところが見えてくることです。
その辺もぜひとも今後の活動に活かしていきたいと思います。
※調査が無駄にならないためには、しっかりと事前学習をしてから調査にのぞむことが
 重要です。私も越谷市の『越谷市地球温暖化対策実行計画(概要版/詳細版)』を
 しっかりと読んでから参加をしたおかげて、よりよい調査になったと感じています。

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