若手市長の話を聞く!

本日、がんばろう日本国民協議会主催のシンポジウムに参加をしました。

お題は「自治分権の実現力を競う」です。
山中市長です。徹底した市民との討議をする市長として有名です。
パネラーは
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・山中光茂(松坂市長)
・熊谷俊人(千葉市長)
・松本武洋(和光市長)
・福嶋浩彦(元我孫子市長・中央学院大学教授)
・諸富 徹(京都大学教授)
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上記5名で、現若手市長が3名も参加されています。
本当に刺激になる話が多く、参考になりました。
各市長ごとにいろいろ書きたいのですが、長くなるので
キーワードで学んだこと、そしてお伝えしたいことを
箇条書きで列挙します。
自治体は国の補助基準ではなく、市民の意思に基づき事業を実施する必要がある
 ⇒補助金廃止と税源移譲にどのように取り組んでいくかが重要
受益と負担の関係が市民に見えていることが重要
 ・ただの消費者(サービスの消費拡大だけを要求)とただの納税者(税金の使われ方に
  関心は薄く、負担増には強く反対)が大半を占めると、将来の市民への増税になる
 ⇒持続可能な社会を考えて行動できる市民を育てることが重要
  そのためには、どんどん市民と話す機会を作るべき
人口減少社会においての行政は、拡大ではなく、質の向上が求められる
市民全員が経営者である感覚をもてるような仕掛けが必要
 例:千葉市の千葉レポ(マイクロソフトと連携)
財政健全化条例の重要性
 例:和光市の財政健全化条例
 良いことばかりいう市長が誕生しても、条例で財政の縛りをかけてしまうことにより
 財政の健全を保つことができる
議員は、もっと議員の権力を活かすべき
 首長(市長)には執行権はあるが決定権限はない。それは議会が持つもの!
 条例制定などできることは沢山あるし、自治体を変える力もある、日々勉強し
 議員同士が議論し、どんどん力を発揮するべき
自分より若い市長の話は、本当に刺激になります。
「よーし!やったるぞ!」という気合いがみなぎってきますよ!

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