会派行政調査(11月12日~11月13日)

11月12日~13日にかけて会派、立憲民主党と無所属の会で

行政調査に行ってきました。

 

 

①11月12日(月) 愛知県 名古屋市   
 在宅医療体制の整備について

②11月13日(火) 兵庫県 神戸市 

 切れ目のない子育て&子育てアプリについて

 

学んできたことを書きに記載します。

 

11月12日(月)  
愛知県 名古屋市 在宅医療体制の整備について

 

(議事堂前で撮りました)

(資料です)

(名古屋市本超庁舎です 伝統があります)

【経緯】
名古屋市の高齢化の状況や国の終末期医療に関する調査で
「6割以上が自宅で療養したい」との結果がでたと、
そして、2030年にむけて死亡者数が増加し
看取り先の確保が必要だという流れから、本制度の
創立という経緯に至っている。

 

【愛知県地域医療構想】
名古屋・尾張中部構想区域の課題
回復期機能の病床を確保する必要がある。
高度急性期や急性期医療を回復期の病床に転換する必要があるとの認識

 

【在宅医療に求められる機能】
①日常の療養支援
 ・多職種協働による患者や家族の支援を支える観点からの医療の提供
 ・緩和ケアの提供
 ・家族への支援
②急変時の対応
 ・在宅療養者の病状の急変時における往診
 ・訪問看護の体制確保
 ・入院病床の確保
③退院支援
 ・入院医療機関と在宅医療に係わる機関との協働による退院支援の実施
④看取り
 ・住み慣れた自宅等、患者が望む場所での看取りの実施

 

【在宅での医療を支える多職種】
在宅で療養する方を中心に
医師・看護師・ケアマネージャー・看護職員・リハビリ職員
・管理栄養士・薬剤師・歯科医師が連携する
⇒顔が見える関係、職種連携

 

【在宅療養支援の取り組み開始】
2014年3月から厚労省モデル事業の在宅医療連携拠点事業から始まる。

 

【在宅医療での課題】
・医師のグループ化が困難で在宅医療への参入が進まない
・後方支援病院の確保が在宅医療の参入につながらない
・在宅医療に関する相談件数が低調である。

 

【在宅医療体制の整備事業】
 ●区在宅医療支援センター(16か所)
  ⇒看護師等専門職を配置
  ⇒在宅医療に関する相談対応や「在宅医療説明会」等を実施
  ※市民からの相談を受けたり、患者を登録したりする
 ●コンタクトセンター
  ⇒経験豊富な看護師を配置
  ⇒夜間・休日等の患者・家族からの問い合わせに対応
 ●待機医師(夜間・休日)現在72名が登録
  ⇒かかりつけ医のバックアップ
  ※利用申請に基づき、各区ごとに必要人数を調整・配置
  ※各区で必要人数が確保できない場合は、ブロック内で調整
  ※利用申請がない場合でも、ブロックごとには1人は医師が待機

 

【情報共有ツール】
 はち丸ネットワーク ※はち丸とは名古屋市キャラクターのこと
 名古屋大学開発のシステムをカスタマイズ
 ・医療・介護サービス事業者のメリット
  ⇒多職種による情報共有
   はち丸ネットワークは、様々な端末にて利用可能。いつでもリアルタイムに医師を
   中心とした多職種による連携グループ内で、患者の情報を共有できる。
  ⇒各種書類の送受信
   連携グループ内メンバーに向けた記事の書き込みは勿論、
   各種書類を添付することができるため今までは郵送、FAXにて対応していた
   業務をはち丸上で行うことができる。
 ・参加者(患者)のメリット
  ⇒名古屋市内のはち丸ネットワーク参加医療機関において、

   患者の過去の治療歴・検査・画像データなどの情報を参照できるため、

   より良い医療・介護サービスを受けることができる。
  ⇒患者に関係する医療・介護サービス事業所等に診療・調剤・介護情報が共有されるため、
   きめ細やかな医療・介護サービスを受けることができる。

 

【現在の在宅療養支援体制】

(在宅療養支援体制図)

 

 下記①と②の融合・一体
 ①区在宅医療支援センター
  ブロック別待機医師体制+看護師等専門職を配置
 〈業務内容〉
  ・24時間365日対応可能な在宅医療提供体制の構築
  ・その他、在宅医療に関する相談対応、在宅医療導入につながる関係者への研修、
   在宅医療に関する普及啓発等を実施
 ②区在宅医療・介護連携支援センター
  看護師等専門職を配置
 〈業務内容〉
  ・在宅医療・介護連携に関する相談対応
  ・在宅医療・介護連携に関する関係者への研修
  ・在宅医療・介護連携に関する普及啓発
  ・地域の医療・介護サービス資源の把握
  ・医療・介護関係者の情報共有の支援(はち丸ネットワークの運用)

 

 

11月13日

兵庫県 神戸市 子育てアプリ

 

(アプリ画面です)

(質問する私です)

(議事堂前で撮りました)

(市役所庁舎です。高すぎてカメラおさまりません)

(市役所上層階からみた風景)

切れ目のない子育て支援について
ライフステージ(下記①~⑤)に応じた施策展開
総合的な子育て支援の充実をアピールポイントとしている。

①結婚
 ◆結婚新生活支援
 ・新居の住居費や引っ越し費用を最大30万円補助

 

②妊娠
 ◆親と子の健康
 ・保健師及び母子保健コーディネータによる相談
 ・特定不妊治療費助成
 ・母子健康手帳の交付
 ・妊娠健康診査助成
 ・こうべ子育て応援メール
 
③出産
 ◆親と子の健康
 ・保健師及び母子保健コーディネータによる相談
 ・産婦健康診査助成
 ・新生児訪問指導
 ・産後ケア事業
 ・産後ホームヘルプサービス事業
 ・こうべ子育て応援メール
 ◆特に支援が必要な家庭への支援
 ・こども家庭センター
 ・児童家庭支援センター
 ・乳児院・里親
 ・カウンセリング
 ・ひとり親家庭への支援
 

④乳幼児期
 ◆親と子の健康
 ・保健師及び母子保健コーディネータによる相談
 ・乳幼児健康診査
 ・こども医療費助成
 ・こうべ子育て応援メール
 ・小児救急医療体制
 ◆仕事と子育ての両立支援
 ・保育園・認定こども園
 ・病児保育
 ・ファミリー・サポート・センター
 ・子育てリフレッシュステイ
 ◆地域における子育て支援
 ・こぺっこランド・児童館(市内123施設)
 ・学齢前児童の遊びの地域拠点の整備
 ・大学と連携した子育て支援
 ◆特に支援が必要な家庭への支援
 ・こども家庭センター
 ・児童家庭支援センター
 ・療育センター
 ・要フォロー教室・カウンセリング
 ・乳児院・児童養護施設・里親
 ・ひとり親家庭への支援
 
⑤学齢期
 ◆親と子の健康
 ・保健師及び母子保健コーディネータによる相談
 ・こども医療費助成
 ◆仕事と子育ての両立支援
 ・学童保育
 ・神戸っ子のびのびひろば
 ・ファミリー・サポート・センター
 ・子育てリフレッシュステイ
 ◆地域における子育て支援
 ・子どもの居場所づくり
 ・こぺっこランド・児童館
 ・青少年会館、ユースプラザ・ユースステーション
 ◆特に支援が必要な家庭への支援
 ・こども家庭センター
 ・児童家庭支援センター
 ・療育センター
 ・乳児院・児童養護施設・里親
 ・ひとり親家庭への支援
 ◆豊かな心・学力を育む環境
 ・学習支援ツール
 ・エコファミリー制度
 ・のびのびパスポート

 トータルの子育て支援で神戸をアピール
 「ぜーんぶ比べて神戸で子育て」というキャッチフレーズ

 子育ての情報発信について

●神戸市の子育て応援公式ウェブサイト「ママフレ」
 行政制度やサービス情報を、ユニバーサルメニューを活用し、7つのカテゴリー
 に分類し、利用者が希望する情報にたどりつきやすいよう紹介。

 

●ママフレアプリ「子育てタウン」
 ・スマートフォンで手軽に子育て情報を知り・利用いただける
  「ママフレアプリ『子育てタウン』」を導入
 ・スマートフォン端末のGPS機能を基に、現在地からママフレ「子育てマップ」
  登録施設までの経路や、徒歩での距離を表示する機能を追加。
 ※今後の追加機能予定
 ・予防接種管理機能
 ・プッシュ機能強化

 

●その他取組
 ・広報誌KOBEでの子育て情報の発信
  毎月、教育・保育施設の申し込みや児童扶養手当の現況届けなど発行月に
  合わせたタイムリーなお知らせの発信や子育てサービスの紹介
 ・こうべ子育て応援メール
  妊娠週数や月齢に応じた出産・育児の基礎知識、アドバイスなどに加え、
  区ごとの子育てイベントや予防接種、保育所入所案内などの情報を配信
 ・KOBE子育て応援団
  子育てに関する施設や子育てにやさしい取り組みを行っている事業者。団体、
  お店等に参加いただき、子育て支援の取り組みを「ママフレ」等で発信
 ・保育士確保のための広報
 ・不動産業者への広報
 ・神戸市における子育ての魅力発信「子育てするなら神戸!100の理由」

 

(個人的働き方改革。新幹線の中で個人的報告(ブログ)

 を書いてしまいます)

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