憲法記念日に憲法改正を考える

本日 5月3日は、ご存じのとおり「憲法記念日」です。
日本国憲法は施行から67年を迎えました。
私は、現行憲法が戦後、日本の民主主義の礎となってきたと考えています。
そして、わが国は戦後、「国民主権、平和主義、基本的人権の尊重」という
憲法の定める基本原理を実践してきましたと思います。
そんな中、今ほど、憲法について真剣に考えなければいけない時期はなかったのでは
ないでしょうか?
加憲と言われる、環境権、知る権利、プライバシーの権利などを明確に規定することなど、
多くの人が良しとする分野についての憲法改正は、あまり争点にならないのかもしれません。
しかし、やっぱり憲法改改正の本丸は、9条の改正と見ている方が大半なのだと思います。
私は、9条改正に関して
権力を小さい範囲で明確にする(権力の暴走をとめ、戦争を回避できる)改正
であれば、絶対に反対という立場ではありません。
しかし、そういう改正とは具体的にどんな内容か?と問われたときに
明確な答えがあるわけでもありません。(正直なかなか難しい・・・)
ただ今の議論を聞いたり、調べたりしている限りは、憲法改正について、
常に?マークが消えることがありません。
また、集団的自衛権については、解釈改憲にて可能とするというのは、理解に苦しむところです。
そういった意味でも、ときの内閣にて解釈で権力(行為範囲)が広がってしまうのであれば、
小さい範囲で権力(やれること、やれないこと)を明確に規定するということに、
一定の合理性があると思います。
様々ありますが、護憲派、改憲派ともに憲法を考えるいいチャンスです。
徹底的に勉強し、私なりの考えに磨きをかけて、政治に臨みたいと思います。

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