民主党埼玉県連15回定期大会と民主党綱領

民主党埼玉県連の15回定期大会が開催されました!
本日は、予算や活動方針が承認されたわけですが、
私の記憶に残ったのは、来賓でこられた上田知事の次の言葉です。
『政権交代の時は、自民党と民主党の支持率は、今の反対である。
ジタバタしないで、しっかりと自信をもち、やることを確実にこなしなさい』
という趣旨のコメントでした!
国政選挙を何度か連続して敗退したが、それでも勝ち残り知事にまでなった
男の言葉は、なんか重みというか説得力がありますね!
上田知事の話は過去に何回か聞いたことがありますが、
考え方や生き方には大変共感できる部分が多いので、聞いてて正直楽しいです。
また新たに県連代表となった大島代議士からは、
『共に生きる(共生社会)ことを目指すという、すばらしい綱領のもとに活動していこう』
『意見を言うのが議員の仕事!言うべきことは言いながらも、一致団結していこう』
というようなコメントがありました!
綱領も決まりましたし、気分を新たに地道に活動していこうと思います!
ちなみに最後に民主党の綱領をのせておきますので、一度読んでみてください!

熱く語る上田埼玉県知事
民主党が24日の党大会で採択した綱領は下記です。
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民主党綱領
日本は古来より東西の文化を取り入れ、大いなる繁栄と独自の誇るべき伝統・文化を
築き上げた。多大な犠牲をもたらした先の大戦からも復興を遂げた。
 しかし、経済の長期低迷、少子高齢化、人口減少による
国力の低下に加え、新興国の台頭等による国際環境の変化は国民に長期にわたる
閉塞(へいそく)感と不安感を与えている。
 このような状況下で発生した東日本大震災および原子力発電所事故は、
未曽有の被害をもたらし、私たちに生き方や、科学・技術、物質文明の
在り方までも問い直している。
 大きな変革期を迎えた今、公正・公平・透明なルールの下、生きがいを持って働き、
互いに負担を分かち合う持続可能な社会を再構築しなければならない。
そして政党と国民が信頼関係を築かなければならない。
 私たちは、政権交代の実現とその後の総選挙の敗北を受け、改めて原点を見つめ直し、
目指すものを明らかにする。そして道半ばとなった改革を成し遂げるため、
必ずや国民政党として再生し、政権に再挑戦する。
【私たちの立場】
 わが党は、「生活者」「納税者」「消費者」「働く者」の立場に立つ。同時に未来への責任を
果たすため、既得権や癒着の構造と闘う改革政党である。私たちは、この原点を忘れず、
政治改革、行財政改革、地域主権改革、統治機構改革、規制改革など政治・社会の変革に
取り組む。
【私たちの目指すもの】
1.共生社会をつくる〕
 私たちは、一人ひとりがかけがえのない個人として尊重され、多様性を認めつつ
 互いに支え合い、全ての人に居場所と出番がある、強くてしなやかな共に生きる社会をつくる。
 1、「新しい公共」を進める
  私たちは、公を担う市民の自治を尊び、近代以降、官が独占してきた「公共」をそれぞれの
  主体にかえす。地方自治体、学校、NPO、地域社会やそれぞれの個人が十分に
  連携し合う社会を目指す。
 1、正義と公正を貫く
  私たちは、互いの人権を尊重し、正義と公正を貫き、生涯を通じて十分な学びの機会と
  環境を確保する。男女がその個性と能力を十分に発揮する男女共同参画を実現し、
  不公正な格差の是正と、将来にわたって持続可能な社会保障制度により、
  全ての国民が健康で文化的な生活を送ることができる社会をつくる。
 1、幸福のために経済を成長させる
  私たちは、個人の自立を尊重しつつ、同時に弱い立場に置かれた人々とともに歩む。
  地球環境との調和の下、経済を成長させ、その果実を確実に人々の幸せにつなげる。
  得られた収入や時間を、自己だけでなく他者を支える糧とする、そんな人々の厚みを増す。
2.国を守り国際社会の平和と繁栄に貢献する
 わが国の発展は開かれた交流の中からもたらされた。私たちは、外交の基軸である
 日米同盟を深化させ、隣人であるアジアや太平洋地域との共生を実現し、
 専守防衛原則の下、自衛力を着実に整備して国民の生命・財産、領土・領海を守る。
 国際連合をはじめとした多国間協調の枠組みを基調に国際社会の平和と繁栄に貢献し、
 開かれた国益と広範な人間の安全保障を確保する。
3.憲法の基本精神を具現化する〕
  私たちは、日本国憲法が掲げる「国民主権、基本的人権の尊重、平和主義」の
  基本精神を具現化する。象徴天皇制の下、自由と民主主義に立脚した真の立憲主義を
  確立するため、国民とともに未来志向の憲法を構想していく。
4.国民とともに歩む
 私たちは、地域社会に根差した活動の中から課題を見いだし行動する。
 積極的な議論と結論の順守を旨として、健全な党内統治を徹底する。
 公開・参画・対話を重んじ、広く国民との協働による政策の決定と実行を目指す。
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