「現状維持」って何?
議会運営委員会が開かれました。
本委員会では「議会活性化」の議論が積極的に行われています。
議会活性化事項については、各会派から「これは実施したほうが良い」
という趣旨にて、改善事項案が提示され、議会運営委員会に
かけられるものです。
それを議会運営委員会にて話し合って、
実施するか否かの結論を出します。
決定方法ですが、越谷市の議会運営委員会は、
「多数決」は行わず、基本、「全会派の一致」の方式を
とっています。
上記方式ということもあり、ほとんどの改善事項案が
合意・決定することが出来ず、先送りされている
状況となっています。
各会派の主張があるので、結果論として
「合意できない」もしくは「採用されない」ことが
悪いというつもりは全くありません。
当然、私たちの会派もすべての改善事項案に賛成しているわけでも
ありません。
ただちょっと残念なのが、
「現状実施しているから改善の必要なし(=現状維持)」
という議論がすこし多く出ていることです。
(議会運営委員会になりたてのブログにも
少しこの件については触れています)
私が民間企業の勤めが長く、ましてはスピード重視のIT企業に
いたこともあって、「現状維持」は会社にとって死(≒倒産)を
意味するという言葉が身に染みているので、そのように感じてしまう
こともあるとは思いますが・・・
また先ほどと同様に、「現状維持」を根っから否定する
つもりもありません。
「現状維持」という言葉が有効なのは、改善案を検討するうえで、
主にこんな理由があるときのような気がします。
①実施しても効果が得られそうもない
②作業工数が増大する
③実施に多額の費用がかかる
⇒実施において費用対効果がない(①~③まとめ)
④法律に触れる可能性がある
⑤現状のルールの方が、より望ましい
⑥個人の権限を尊重していない
⑦その他
またそれぞれにおいて市民、議員、行政それぞれの立場から考えても
その改善が本当に有効なのか?という視点も必要でしょう!
特別に本日の委員会、そして議会運営委員会の中だけの話
というわけではありませんが、個人的に最近は様々な場面で
それは「現状維持を主張する理由になっているのか?」と
思うような場面に出くわすことが結構あるような気もします。
もちろん、その方が言っている現状維持を主張する理由を
納得するまでお聞きして、そして議論し、合意に持っていく。
そのプロセスが議会においては、もっとも重要だと思います。
合意することの難しさを、肌身に感じている今日この頃ですが、
粘り強くやっていきたいと思います。

