行政調査 西多摩特養ガイド事務局

本日は、東京都西部の8市町村

 

(あきる野市、青梅市、羽村市、福生市、瑞穂町、奥多摩町、日の出町、檜原村)

 

にある特別養護老人ホームで構成する

 

西多摩特養ガイド事務局様の行政調査のため

日の出町にある『特別養護老人ホーム ひのでホーム』を訪問しました。

 

目的は「西多摩特養ガイド」という

 

特養検索サイトの構築の経緯やその取り組み

そして成果をお聞きするためです。

http://www.nishitama.jp/

(西多摩特養ガイドの画面です)

(ひのでホーム様の前で撮りました。)

(ひのでホーム様の様子です)

(説明資料です。すごく丁寧に説明していただきました)

 

下記に調査結果を記載します。

 

◆取り組みの経緯

西多摩地区は地価が安いため特養が多く設立された。
その後23区でも特養の設立が相次いだため、入居所獲得が
難しくなってきた。特養のベット準備率23区に比べて圧倒的に高い。
その危機感から西多摩地区の特養の所長様たちが協力し
顧客に西多摩の特養を利用してもらおうとこの検索サイトを立ち上げた。

 

◆導入における工夫点

①細かい条件検索ができる
 ⇒特養によって受入ができる患者様が違うが、その基準を分かるようにした。
 ⇒待ち期間が分かるようにした。

②特養の検索だけでなく西多摩の魅力を伝えるページも作る
 西多摩に来たい!と思ってもらえる情報を発信する。ご家族も面会にきて
 西多摩を楽しんで帰ってもらうというような工夫

③安い構築費&運用費
 事業に理解がある地元のWEB会社にサイト作成を頼み、大変リーズナブルな
 費用ですませている。IT企業出身の私が見て安いと実感できた。

④構築後のしっかりとしたアクセス分析
 どれくらいのアクセスがあるかしっかりと分析している。
 また、WEBサイトより、加入しているすべての特養に
 必ず一人は入居しているという実績。

⑤行政からの補助金に頼らない
 行政に頼ると自由が利かなかったり、提出書類等が多くなる場合がある。
 そのような理由もあり自主運営にこだわっている。

⑥団結力

 特養同士はライバル関係であるが、危機感が共有されているため
 大きな目標に向かって団結されている。

 

この度は本当に懇切丁寧な説明をして頂きました。

また特養の現場の方の意見など聞くことができて大変勉強になりました。

 

実は私の狙いは西多摩の逆のモデルなんです。

越谷は特養の待ち人数が多く、なかなか入れないとよく聞きます。

だったら近隣の5市1町(越谷市、松伏町、草加市、吉川市、三郷市、八潮市)

 

で同じような検索サイトを作成し、越谷の方が近隣の特養に

 

迅速に入れる仕組みができれば、喜んでもらえるのでは

ないかと考えた次第です。

ただ本当の待ち人数というのは、

 

各特養の待ち人数を名寄せしてみないと重複者が判明できず

 

正しい人数が把握できません。

また医療行為が必要で受入が難しい方も名前を連ねており、

真の意味での待ち人数を把握するのは大変です。

 

そんなことを考えながらも、必要な人が出来るだけ早く特養に入れるような

仕組みを作りたいと思っています。

 

そういった意味ではこの度の行政調査は大変勉強になりました。

 

ぜひ西多摩特養ガイド頑張ってほしいです。

社会福祉士の知識も少しづつ役立ってきている実感がありますね。

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