建設常任委員会行政調査(16日~17日)
11月16日~17日にかけて建築常任委員会にて
行政調査に行ってきました。
2日間の調査内容は下記になっております。
それぞれについて要点をまとめてみます。
・香川県高松市(11月16日)
地域公共交通の強化、推進について
・岡山県岡山市(11月17日)
下水道事業における地方公営企業法の適用について
1.香川県高松市
地域公共交通の強化、推進について

(質問する私)

(イメージ図)
◇目的(目指すべきもの)
①都市の持続的な発展
②人口減少・少子高齢化社会を支える都市構造の構築
③環境負荷の軽減
⇒(①~③)「多核連携型コンパクト・エコシティ」をめざしている。
◇課題
①自動車分担率の増加が顕著
⇒公共交通の利用(運賃収入)の減少
→補助金の増加・公共交通の衰退
⇒自動車ユーザの高齢化
→交通弱者の急増
②人口の減少・高齢者の増加がほぼ確実な状況
⇒公共交通の利用(運賃収入)の減少
→補助金の増加・公共交通の衰退
③モータリゼーションの推進(MYカーの利用大)
⇒公共交通の利用(運賃収入)の減少
→補助金の増加・公共交通の衰退
つまりは公共交通の維持経費(運行補助金)の増大
⇒公共交通の維持が困難
◇実施政策
①公共交通の利用促進
・公共交通利用促進条例を制定(理念をふまえた施策)
・ICカードによる活用施策
→鉄道とバスの乗り継ぎの際の割引
→利用区間の拡大
→高齢者運転免許返納促進事業
・モビリティマネジメント(市民意識の醸成)
②交通結節拠点の整備
・新駅整備
・既存駅の改良
③バス路線の再編
・フィーダー化
・新規路線
④その他事業
・バス待ち環境整備事業
・まちなかループバス事業の再編
・住民との協働によるコミュニティバス運行
◇特に注目する点
・バスや車との接続のために既存駅の利用ではなく
新駅をつくることを考えた点
・越谷のようにバス会社が複数ではないので意見集約が
しやすい点がある。
2.岡山県岡山市(11月17日)
下水道事業における地方公営企業法の適用について

(質問する私)

(調査の様子)

(議場でとらせてもらいました)
◇資産の評価について
評価にあたり特に留意した点
①留意点 評価額と決算額・財源額の整合性がとれているか
②移行事務の経験上から
・評価には予想以上に時間がかかる
→下水道事業の場合、とにかく資産数が膨大(2万件あった)
→古い資産の場合、評価に必要な設計書を特定するのにも時間がかかる
→改築更新工事を行っている資産は、特に時間が必要
・スケジュール管理が重要
→移行時には開始貸借対照表が必要になるので
評価完了日は延長できない
(準備期間は3年にした。類似自治体からヒアリングした)
③評価額の影響
A.評価額は移行時の一時のものではない
B.評価後の減価償却費などの予算執行額を決定する
A&B
→現金支出はないものの、経営指標に大きな影響を与える
★汚水原価処理
処理水量1㎥あたりについて、どれだけの費用がかかっているか示す
★経費回収率
汚水処理に係る費用が、どの程度使用料収入で賄えているかを示す
◇出納事務の委任等について
①出納事務
委任はしていない
【理由】
一般会計の出の事務担当課の会計課との協議の結果は下記
A.企業会計(複式簿記)と一般会計(単式簿記)では
あまりに違いすぎる。特に支払書類審査は複式簿記を
熟知していないとできないため、既存の体制でその知識を
習得し、支払書類を審査していくのは難しいと判断
B.一般会計と企業会計で財務システムが完全に分かれており
調定や支払命令書などの各種帳票様式も全く異なっている
こともあり、両方を同時に処理を行っていくことは難しい
C.一般会計財務システムの大規模改修と時期が重なっているため
さらに、企業会計への対応を盛り込んでいくのは難しい
②契約事務
従来通り(下水道事業単独で行っていない)
もし委任するなら、別の財務システムである一般会計と企業会計を
何かしらの形で各システム間で調整をする必要がある。
※特に並行入札ではシステムを統合するメリットがあるとのこと

