会派の行政調査(7月8日~9日) 東北の復興と課題の確認
新会派となってから初めて会派での行政調査を行いました。
主には東日本大震災からの復興への状況と課題確認がメインテーマです。

(津波による被害を受けた学校:そのままでした)

(山を切り崩して、復興のための開発を実施しています)

(スーパー堤防:建設中です)
日程は下記のとおりです。
①7月 8日 宮城県 仙台市 仙台市南蒲生浄化センター及びポンプ場について
②7月 9日 宮城県 東松島市 災害復興の進捗状況と派遣職員の職務内容について
③7月10日 宮城県 名取市 災害復興の進捗状況と派遣職員の職務内容について
最後の10日名取市は、監査委員としての業務があったため、一足先に帰宅し、私は不参加です。
なので仙台市と東松島市について記載したいと思います。
7月8日 宮城県 仙台市 仙台市南蒲生浄化センター及びポンプ場について
実は、私3年前に、東北に震災からの復興の状況を調査しに一度この場所を
訪ねています。
前回のブログは下記をご覧ください
http://blog.akira-fukuda.com/?eid=369
そこからの復興の進行状況を確認しにいきました。
正直、こうした大規模災害の復旧作業は、経年で見ていかなければ
その途中経過は分からず、またその都度発生する課題等も聞くことが出来ません。
改めて、様々な話を聞いていくと
災害から復旧にかけて重要ポイントは下記3点
①協定(他自治体や企業との様々な点における協定)
②BCP(事業継続計画)
③アセットマネージメント(施設管理)
が整っているかどうか!と言うことを確認してきました。
改めて越谷市の状況も確認していく必要がありますね!
しかし本施設は上記3点がしっかりしていたにも関わらず
大規模施設ということもあり、完成は平成27年度になるとのことです。
それでも復旧においては、大規模災害(東日本大震災レベル)に耐えれる
施設設計を随所にしているとのこと。
そういった設計も参考になるかもしれませんね!

(再建の様子です。)

(所長さんからお話を聞いています)

(津波を受けた壁です。まだそのままでした)

(津波用扉です。重厚です)
7月9日 宮城県 東松島市 災害復興の進捗状況と派遣職員の職務内容について
東松山市は、災害支援として越谷市の職員(1名)を派遣をしています。
そういったこともあり、市長みずからが挨拶と
そして災害復旧における話をしていただけました。
市長曰く、東日本大震災後、正直マニュアルを見ながら対応を考える暇などなく、
その都度考えながら対策をとったとのこと。
また災害の際に重要なのはやはり共助であるとのコメントもありました。
そして復興に必要なものは主に下記3点であるとこのこと
①財源(お金)
②制度設計
③マンパワー
越谷市の職員派遣はこうしたマンパワー不足を補ううえで大変ありがたい
という感謝のお言葉も頂きました。
越谷市からは高橋さんという職員が東松島市の業務を手伝っているとのことですが
ぜひ今後もがんばってほしいです。
東松島市では主に防災集団移転促進事業について学びました。
この事業は東日本大震災の津波による被害が甚大であった市街地又は集落を
移転促進区域(7地区)に指定し、多重防御(防災緑地・高盛土の道路等)により
内陸側の安全な丘陵地または既存市街地周辺に住宅地(7地区)を整備し移転を
はかるものです。
ここで驚きなのは、移転の候補地を行政ではなく、住民自らかが話合いによって
決定したということです。
よっぽど地域活動が盛んで、かつ、まとまりがなければできないことです。
だからこそ、市長自らが私たちの地域は、常日頃から
市民参加が進んでおり、共助の関係があるということを
いわれているのだと思います。
また市長は、常に住民の立場にたって行動しろということを
行政職員に徹底したということもお話されていました。
こういった対応が市民とのつながりというか信用をより強くしていくのでしょうね!

(集団移転地で説明を聞きました ※所沢市議会の方と合同です)

(復興支援 『おのくん』です 被災者の方々が作成しています)
※カラフルモンキー「おのくん」は、宮城県東松島市「小野駅前応急仮設住宅」の
人々の、住処であった。東松島の復興を願って生まれた靴下を使って生まれた人形
が里親さんたちと繋がっていくことでキャラクターになりました。
そして、おかあさんたちの居場所が出来ました。「めんどくしぇ」と
ぼやきつつ、1人でも多くの人に東松島に来てほしいという思いが
込められています。 おのくんプロジェクトより
全体を通して感じたことは、やはり復興は道半ばであるということです。
オリンピックも重要であるとは思いますが、やはりまだまだ東北に力を注いで
ほしい!そのような気持ちにもなります。
復興完了のために私たちができることは何なのか?改めて見つめ直す必要があります。
もちろん私は、この行政調査の結果をうけて、越谷をより災害に強いまちへ導くことを
実施しなければなりません。

