中東呼吸器症候群(MERS(マーズ))発生を想定した感染症患者対応訓練
本日、関係機関の皆さんにご参集頂き
越谷市感染症患者対応訓練を実施しました。





2020年に発生した
新型コロナウイルス感染症の対応では、
関係者の皆様のお力添えをいただき、
市民の命を守るために最善を尽くして参りましたが、
この経験により、いつ発生するか予測のできない
新興・再興感染症に対する備えの強化が
不可欠であることを痛感しました。
そこで、越谷市では、埼玉県の感染症予防計画を踏まえ、
令和6年4月に「越谷市感染症予防計画」を
策定いたしました。
この計画では、感染症の発生時に関係機関が連携し、
迅速かつ的確に対応できる体制の構築を目標としており、
本日の訓練はその一環として実施するものです。
今回の訓練は、国が「大阪・関西万博開催に伴う
強化サーベイランス」を実施していることを受けて、
対象疾患の一つであるMERS(マーズ)の
知識を深めるとともに、
新たな感染症の発生を想定した、
実践的な内容となっています。
今回の訓練により、各組織に求められる
機能・役割への理解と課題の整理に役立ち、
感染症発生時の対応がスムーズに行えるように
なることを期待します。