流域治水シンポジウム2024

本日、「流域治水シンポジウ2024」が、

越谷市中央市民会館において開催されました。

(シンポジウムの様子①)

(シンポジウムの様子②)
(シンポジウムの様子③)
(シンポジウムの様子④)

開催にあたりご尽力いただきました、

国土交通省関東地方整備局をはじめ、埼玉県、

6市1町の関係者の皆様に感謝いたします。

この度は「流域治水」について少しでも

多くの方に知っていただき、

地域の皆様、各種団体の皆様と一緒に

流域治水の『自分事化』を考えることを目的に、

プロジェクトの各種取組の紹介や

パネルディスカッションを行うシンポジウムを開催しました。

「中川・綾瀬川 緊急流域治水プロジェクト」発足の

契機となった昨年6月の大雨において、越谷市では、

観測史上最大となる24時間雨量を記録しました。

また、総雨量の約9割にあたる雨量が集中的に

降ったことにより、3,000件を超える

床上・床下浸水などの被害が発生したほか、

市内を流れる中川・綾瀬川・新方川の河川水位が、

短時間で 氾濫危険水位を超える状況となりました。

このため、越谷市では、浸水被害の軽減に向け、

これまでの治水対策の取組に加え、

「中川・綾瀬川 緊急流域治水プロジェクト」で掲げている、

排水ポンプ施設や排水路の整備、

埼玉県と連携した新規調整池などの

雨水貯留施設の整備・検討といったハード対策と、

まちなかの電柱に洪水ハザード標識を設置する

「まるごとまちごとハザードマップ」の充実、

車両等の被害軽減を図る道路冠水センサーの運用、

田んぼダムの実証実験といった

ソフト対策を進め、ハード・ソフト一体となった

対策に取り組んでいるところです。

しかし、気候変動に伴う水害リスクの増大という

新たな課題を解決していくためには、

市町で取り組める内水氾濫対策のみならず、

国、県をはじめ、地域の皆様、

各種団体や企業の皆様を含めた、

あらゆる関係者が協働して

流域治水を推進していく必要があります。

越谷市としても、本日の、

「中川・綾瀬川 緊急流域治水プロジェクト」

本格始動を皮切りに、流域の関係者が一丸となった

流域治水の取組みを推進することで、

より水害に強いまちづくりを目指していきます。