『親学入門』~バカモン!現代の親を叱る~
社団法人 越谷青年会議所主催による例会が
『親学入門』~バカモン!現代の親を叱る~という題名で行われました。
はじめは基調講演で、永井一郎氏を講師とお呼びして行われました。
永井一郎氏は、『サザエさん』の磯野波平を始め、数々の作品に出演する
日本声優界の重鎮の1人です。
波平と声で(笑)講演がスタートしました。
永井氏が話されていたことは下記のようなことです。
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①サザエさんの中で、
・波平は『いい会社に入れ』とは言わない。しかし『いい社会人になれ』とは言う。
いい社会人とは何か?よく考え理解することが重要。
・波平が『バカモン』という時は、世の中のルールに反しているとき、社会的通念に
反しているときだけである。
②美学が大切
・美学⇒昔は弱いものをいじめるなんて、情けない、恥ずかしいという気持ちがあった。
残念ながら『一生懸命』という部分は残ったが『卑怯(はいけない)』という部分は
なくなってしまった。
③教育について
・ゆとり教育なんてとんでもない。面白い教育だったら賛成!
子どもは面白いと思えは、どんどん吸収する。
・いじめの根本を考えていない。現在は対処をしているだけこれではきりがない。
ことわざの教育が充実すれば、いじめは少なくなるのではとの提言あり
⇒我が身を抓って人の痛さを知れ!などを引用されていたと思います。
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次は座談会ということで、パネリストに、引き続き永井一郎氏、そして
越谷市私立保育園協会会長 遠藤進氏 越谷市PTA連合会副会長 横田陽子氏
コーディネータに越谷青年会議所理事長 金沢重和君の4名で行われました。
そこでの話は下記のようなことが上がっていました。
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・物があふれている時代、超便利社会の今、子どもには不足、不便な生活
つまりキャンプを経験させてあげることが重要。そういう生活の中で、
子どもの目はすごく輝く
・まずは、親がかわらなければならない。感動をすれば人は変わると思う
・先生は労働者ではなくて、聖職者でなければならない。つまり責任をもつということが重要
・いじめと犯罪を区別しなければならない。現代問題となっているのはいじめではなく犯罪である
・自分がされていやなことを人にはやってはいけない。という基本が大事。
愛情が足りないと、人を傷つけてします。
・人生には、支えてくれる(教えをくれる)人が重要
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ブログだとわかりにくいかもしれませんが、みなさん自分の経験をもとにすごく
重みのある話をされていました。
いろいろ聞いて改めて思いました。『教育の原点は家庭である』と言います。
先生に頼ることは悪いことではありませんがまずは、自分が親として何ができるのか、
もう一度しっかりと考えて行動していこうと!
そして講演会の後には、新入会員認証書伝達式が行われ、私と同期の大野さんが
会員証を頂きました。
私がJCに入った理由は『同じ世代の仲間と、越谷の活性化のために努力していきたい』
からです。JCに在籍できるのはあと3年半なので(40才までなので)、その間、今の気持ちを
忘れずに、しっかり頑張っていきたいと思います。
私が頂いた会員証です。