越谷・松伏水道企業団3月定例会(議会)での一般質問

越谷・松伏水道企業団3月定例会が開催されました。
私は本企業団の議員にもなっております。
この度私は、『長期的視点にたった経営健全化への取り組みについて』
3つの観点から質問させて頂きました。
越谷・松伏水道企業団の置かれている社会環境は次の通りです.
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・平成34年度をピークに人口減少。<収益の減少>
・節水意識の向上や節水器具の発展 <収益の減少>
・管路や設備の耐震化のための継続的投資<費用の増加>
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 ※また誤解があるといけないので補足しますが、
 今すぐに企業団の経営が苦しくなるという話ではなく、
 あくまで長期的視点での話です。


このように、将来に向けては増収の要因はない中で、
私は3つ観点で改善策があると思い各々について
今後どのように経営の舵をとっていくのか企業長にお聞きしました。
(私の一般質問からの抜粋:企業長の答弁は要約→私の解釈にて)


①広域化
 国が広域化を推奨しているということから考えてもやはり、
 規模を大きくして、共通業務部分のコストを削減するという方法が
 一番インパクトがある方法ではないかと思います。
 越谷市、松伏町を含む県東南部の5市1町は、既に、
 ごみ処理において東埼玉資源環境組合という一部事務組合を組織しているので、
 私を含む市町民が、この地域で似たような仕組み・広域組織ができるのではないか?
 と考えにおよぶのは、想像にやさしいと思います。当然これは相手があることなので、
 『すぐにやりましょう!』ということにはならないと思いますし、
 インフラ等設備の整備状況から見ても、一緒になって得をする結果につながるか、
 どうかは慎重に判断する必要もあると思いますが、
 そろそろ検討時期にはいっているのでは?
 ⇒企業長 広域化は重要性は認識している。長期的にしっかりと考えていきたい。
②業務委託
 2002年に改正水道法が施行され、民間が水道の運用を請け負えるようになったことにより、
 多くの自治体や企業団が取り組んでいるところですが、外資系企業の本格参入という
 新しい流れが起き始めています。
 2012年3月13日の日本経済新聞によれば、世界最大の水道会社フランスのヴェオリア社が
 愛媛県松山市の水道事業の運営・管理を包括的に受託したとのことです。
 ヴェオリア社は、松山市の想定していた価格より2割安く提案し、技術面でも、
 既存の業者であった日本の企業よりすぐれた提案をし、業務受託を勝ち取ったとのことです。
 業務委託については、委託側の管理能力も問われることや、
 業務がブラックボックス化しやすいことなど、課題も多くあるところですが、
 松山市の事例からみても価格面、技術面から、幅広い検討の可能性が出てくるのでは?
 
 ⇒企業長 民間は利益がでないと撤退というリスクもある。
      海外でも実際にそのような事例がある。
      コスト削減をするうえでの重要性は理解できるが、慎重に考えていきたい。


③新規ビジネス
 水道事業に新規ビジネスがあるのか?という疑問も浮かびがちですが、
 東京都、横浜市、名古屋市、大阪市、北九州市などの大都市は、
 日本で培ったノウハウを活かし海外水ビジネスに参入し、事業を受注しています。
 インフラ整備、運用から料金回収までを安定してこなす日本の技術は世界で
 通用すると言われていますし、実際、漏水率を低さにおいて日本は世界の
 TOPレベルであるとのことです。現在の越谷・松伏水道企業団の規模では
 難しいかもしれませんが、5市1町での広域化後に技術部門を集約し
 海外に打って出るという可能性もあるのでは?などと勝手に考えたりしています。
 海外でなくてもかまいませんが、越谷・松伏水道企業団が考える、
 他に収益を稼ぐ新ビジネス等の方向性について、企業長のお考えをお聞かせください。


⇒企業長 現在の企業の在り方、財力規模・総合的技術などを見ても現在では
     難しいと判断している。収益の確保は今後の大きな課題と認識している。
企業長はしっかりと企業団の環境を理解・把握しながら、答弁していたと思います。
今後水道企業が置かれている厳しい環境が変わることはありません。
私も出来る限りの知恵を出して、協力していきたいと思います。(^○^)

企業長の福岡氏です。財務から設備関連まで
しっかりと把握されているとの印象をうけました。

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