中核市サミット2022in豊田

10月27日、28日の2日間にわたって、中核市サミット2022in豊田が
~中核市が描く「ミライのその先」~ というテーマにて開催されました。

◆1日目

1.脱炭素社会の実現に向けた検討プロジェクト

プロジェクト担当市で検討した下記概要を提言

(脱炭素社会の実現に向けた検討プロジェクトの様子①)

(脱炭素社会の実現に向けた検討プロジェクトの様子②)

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(1)脱炭素化に向けた体制構築や目標等の明確化について
①目標やスケジュールの明確化
②各府省庁における推進体制の強化
③地域における推進基盤の構築
④人的支援・人材育成制度の充実
(2)住民のライフスタイルや事業者の企業経営の脱炭素化の促進について
①行動変容を促す仕組みづくり
②住民や事業者に対する支援制度の創設・拡充
(3)公共施設等の脱炭素化に向けた設備導入等の推進について
①設備導入等に関する基準値の設定
②技術的助言の充実
③設備導入や関連工事等に対する支援制度の構築
(4)地域における再生可能エネルギーポテンシャルの利活用の推進について
①円滑かつ効果的な設備導入の推進
②地域と調和した設備導入を図るための基準整備
(5)自治体のニーズに対応した各種データの開示等について
①市町村別エネルギー消費量に関する情報
②再生可能エネルギー設備等の導入状況に関する情報
③電力契約に関する情報
④統一算定による温室効果ガス排出量の情報
(6)吸収源対策に係る取組の推進について
①継続的な森林整備の推進
②ブルーカーボンに関する取組の推進
(7)脱炭素化に向けたイノベーションの加速化について
①脱炭素化に向けた技術の早期実現
②再生可能エネルギー導入拡大に対応した送電網等のインフラ整備
③安定した資材調達に向けた対応
(8)地球温暖化対策推進法の一部改正への対応について
①地域脱炭素化促進事業に係る促進区域の設定
②関係法令の手続ワンストップ等特例への対応
(9)各種支援制度の在り方について
①各種支援制度の今後の在り方
②脱炭素先行地域の申請に対する支援
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脱炭素社会の推進は市民、企業、団体、行政と行動変容を起こしていく

必要があることを改めて認識する

2.中核市サミット

(中核市市長会メンバーの集合写真)

(来賓あいさつ)

①基調講演 未来の未来を探る
講師は、日本大学文理学部情報科学科助教 次世代社会研究センター センター長
大澤正彦様
・未来予測の手法
 →10年後の未来を予測するには、一気に10年度の未来を描くのではなく
  1年後を予想し、そこからまた1年後を予測する。
  これを10回繰り返し未来を予想するという手法で考えるとよりリアリティな未来予測に近づく   
  ※未来予測は意思であること
・あらゆる価値を認めるコミュニティーをベースが必要であること
 →現代社会は、人に寄り添うエネルギーが枯渇している
 →誰もが「助けて」を言える社会かを考える(これをRINGS(リングス)という組織で実践している)

②パネルディスカッション 時代の変化にしなやかに適応する産業にミライ
各市の取り組みから、地域の強みを生かすこと、そしてデータ等での客観的な評価
人々のつながりをつくることの大切さを確認

◆2日目
1.中核市市長会議

(会長あいさつ)

2.行政視察
①モノづくり創造拠点SENTAN
 →ものづくりを通じた創業支援を学ぶ
 →空飛ぶ自動車のVRを体験

(空飛ぶ自動車のVRを体験)

②トヨタ会館
 →トヨタミュージアムの見学
 →トヨタグループが考えるSDGsへの取り組み(サステナビリティ)を学ぶ

(トヨタミュージアム①)

(トヨタミュージアム②)

(災害用トイレ)

その他

(豊田市にある室内能楽堂)

(豊田市の音楽ホール)

(ハラール認証のカップラーメン:国際化が進んでいます)

非常に充実した2日間でした。
中核市の市長同士の人脈が広がったこともありがたいですし、
私が市民の皆さんと共に描く未来!色々頭に浮かんできましたよ!

※準備・設営と大変ご尽力いただきました。豊田市の皆様に感謝です。