平成23年度 東南部正副議長会議員研修会

平成23年度 東南部正副議長会議員研修会が開催されました。
研修会というのは初の試みのようです。
この度の議題は
『自然災害に対する議会の役割』(大震災の悲劇を知恵に)
という題にて
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中邨 章(なかむらあきら)氏
明治大学名誉教授
地方公務員安全衛生推進協会理事長
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をお招きして講演をして頂きました。
なぜこのような議題かというと、東日本大震災のときに
議会(議員)は何もしていなかったという批判が多く出ているからです。
私が勉強になったことを羅列します。
①地方議員は基本的に住民にしられていない
 ⇒災害の際に活動するときは、私は議員ですと明示した服でもきないと
   住民から『なんだこいつは?』と見れる可能性あるとのこと
②日本人は、世界で一番行政を信頼していないにも関わらず、
 行政に一番頼る人種である。
 ⇒市民は災害の際、『自助』の必要性を認識している。
   しかし災害にたいしての準備をしていない傾向がある。
   いざという時は、『公助』に信頼を寄せる
③非常物資の備蓄をしている方(個人)がすくない
④単一の自治体による自己完結型災害対策
 ⇒地域防災計画というのは基本的に自治体完結となっている場合が多い
   受援力の不足、遠地援助の模索これらの解決が重要であろう。
   企業やNPOなどとの連携も必要であるとの認識です。
   ※たとえば備蓄は自治体だけでは限界があり、スーパーと連携して
     備蓄に備えるなどの考え
がある。
⑤人材育成と専門家ネットワークが必要
 特にNBCの専門家リストは重要
  N・・・放射性物質(Nuclear)、
  B・・・生物剤(Biological)、
  C・・・化学剤(Chemical)
⑥行政部の危機管理のポイント
  ・情報の整理と収集
  ・対応体制の確立
  ・避難誘導
  ・避難所の設置
  ・関係機関への連絡(報道関係だけではなく、議員との窓口も作る必要あり
  ・情報伝達
⑦議員における危機管理
  ・平時の活動
   ⇒議会内部に危機管理体制をつくる
  ・地域住民との接点
   ⇒自主防災組織の編成
   ⇒消防団、NPOの立ち上げ
  ・紛争解決の仲立ち
  ・法律と公平性(一般と特殊)
⑧防災への参加・教育について
 ・団塊の世代の協力(活用)
 ・中学生への教育
 
また図上eラーニングを紹介していただきました。
http://www.bousaihaku.com/cgi-bin/hp/index4.cgi?ac1=Y205&ac2=&ac3=4322&Page=hpd4_view
この度の研修で学んだことは大きいと思います。
いつ来るかわからない災害ですので、また気を引き締めて
勉強および行政への質問をしていきたいと思います。

中邨章氏の講演の様子です

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